CAUSES of DRY MOUTH
ドライマウスの原因
ドライマウスは加齢現象としてあきらめられがちですが、実は生活習慣が原因になっていることが多いとも言われています。疑わしいとされる原因としては次のようなことが考えられています。
➊ 過剰なストレス
人は極端なストレス状態に見舞われると、自律神経の働きにより唾液の分泌が抑制され口腔内が乾いてしまいます。
➋ 薬の副作用
薬には副作用が付き物です。私自身にも経験があるのですが、その副作用の発現頻度は高く「口が乾燥する」という症状は高率で起こって来ます。
特に女性の場合には、更年期障害に対しての投薬がきっかけになりお口が乾燥してしまうようです。
➌ 喫煙・飲酒・カフェインの摂りすぎ
喫煙時には自律神経の働きにより唾液の分泌が減少してお口が乾きます。またアルコールやカフェインには利尿作用がありどうしても口渇に繋がってしまいお口の中が乾くようです。
➍ 口呼吸
唾液の分泌量低下というよりも、口呼吸をすることで口の中が乾いてしまうことで起こります。コロナ禍でのマスク生活でも、アレルギー性鼻炎などが原因で口呼吸をしていても口が乾いてしまってドライマウスとなります。
➎ 全身的な病気の影響
糖尿病や腎不全の影響でドライマウスを起こしやすくなり、シェーグレン症候群という膠原病によっても唾液の分泌量は低下します。
➏ 会話の減少
最近では、スマホやパソコンなどでコミニュケーションを取る機会が増え会話をすることが少なくなったと言われます。当たり前の事ですが、喋らないと口の筋肉が使われずに必然的に唾液も出にくくなります。
➐ 加齢現象
唾液の分泌の低下は加齢現象でも起こります。つまりは誰にでも起こる可能性があるということになります。