CAUSE
歯周病の原因
成人が歯を失う原因で一番多いのは、歯周病です。歯垢(しこう:プラーク)は、歯の表面に集まる目に見えない細菌からできているネバネバした薄い膜で、次第に硬くなって歯石になります。歯石になると、歯科医院以外では簡単に取り除けません。
最近では、心臓病などを招く危険性があることも指摘されています。
それ以外に、糖尿病などの全身の病気や喫煙、生活習慣が歯周病を引き起こし、悪化させる原因になります。歯周病も生活習慣病の一つとして認知され始めています。
厚生労働省の2005年度歯科疾患実態調査によると、35~44歳の約85%、45~54歳の約88%に歯周病の疑いがありますが、多くは気付いていないといいます。下記のような症状が1つでもあれば、歯科を受診してみてはいかがでしょうか。