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多くの皆さんにとって馴染みのない「セレック・システム」ですが、この機器の御陰で従来の粘土状の印象材で口の中を型取っていた時代からスキャンする時代へと変わり、そのスキャン直後に、専用の機械でセラミック冠を削り出すことまで容易にできるようになりました。
保険適用なのが嬉しい
当院にそのセレックが導入されたのは約10年前です。 当初は自費治療のみの対応でしたが、保険診療の適用範囲も徐々に拡大され、現在は前歯から大臼歯(6番目の歯)まで条件付きでハイブリッドセラミックス冠なるものが認められています。
保険適用の場合、即日(1日)に修復物(白い歯)をセットすることは認められて居りませんが、実際問題として自費治療ならば数十分のお時間をいただければそれも対応可能です。
IT機器の進化は歯科にも
このシステムの特徴は、粘土での型取り・石膏の流し込み・模型上での製作といった工程を経ないため、驚くほど適合が良好な点です。また、型取り材料や石膏などの医療廃棄物も出さずに済むため、環境にも非常に優しいシステムと言えますでしょう。
IT機器の進化は歯科業界にも確実に浸透しています。セレック・システムは、その象徴的な存在と言えようかと思います。
2021.11.03
審美歯科
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