実際問題としましては まだまだこれからもずっとお付き合いは続くのですが、医院の要を担って下さっていたスタッフが本日から産休に入ることになりひとつの区切りとなりました。
思えば震災のその瞬間にはまだ高校在学中のアルバイトとして居合わせた方でしたので感慨深いモノを感じます。
歳月が流れ、皆に慕われる存在に成長してくれて、配慮に溢れ、今では私以上に医院の細部を知るに至ってくれてました。
明日からは『〇〇は何処にあるんだっけ?』の戸惑いが暫く続くことになるのかもしれませんが、幸いにして後継スタッフの育成にも尽力して下さってたので・・・おそらく大丈夫でしょう。(笑)
彼女が今現在の当院にとって3人目の産休・育休取得者となります。
社会保険・厚生年金の優位性として常日頃からスタッフ達に強調もして居ったのですが、キチンと手続きをすれば・・・
● 半年間は給与の67%の支給
● それ以降は給与額の50%の支給(最大1年半?)
● その間の社会保険&厚生年金の保険料は免除
● 事業主である当方の社会保険&厚生年金の保険料半額負担も免除
となります。皆さんは御存知したでしょうか?
その間の保険料(月額3万数千円)は免除されてる期間も納付記録は残り将来受け取れる年金が減額されることはないそうですから・・・利用しないって手はありませんでしょう。
モチロン給与支給も事業主負担ではなく国庫からの支出ですので医院デメリットは一切無いんです。
実際には私もよく解っておりませんですべて顧問社労士さんにお任せしちゃってるのですが、若き皆さんにとっては(何方にとっても)こういった国の制度利用は間違いなく有効であり活用すべきでありましょう。経済的な不安もある程度補償されつつ安心して出産・育児に臨めるのは間違いなく助かる制度に違いが有りません。
医院としましてはその間の人員不足は否めませんので正念場とはなりますが、そこはそれ・・・新たに素敵な人材との出会いもありますのでナンとかなりますでしょう。
因みにこの方以外にも妊婦さんがお二人いらっしゃいますので・・・院長としての胆力が問われる今日この頃でもあるんです。(汗)
また戻って来たくなるような『良き職場』となることを常に意識し、スタッフ間には『お互い様だよね』の雰囲気が流れるようにリードして行ければナァ~と考える昨今でもあります。
まさしく『ケ・セラ・セラ』・・・なるようにしかなりはしませんが、得難く良い人財ですので未来の当院のためにも『絶対に戻って来てね!』と念を押した上で笑顔で送り出した次第です。