お子さまのより良き未来のために!
~小児予防矯正(5歳~12歳)
当院では特に3つの予防をテーマとして掲げております。あらゆる世代の『むし歯予防』、大人世代の方の『歯周病予防』、そしてお子様の『歯並び予防』がそれであります。
『エッ、歯並びって予防できるの?』だと思うのですが、そうなんです、それが可能なんです。
治療時にも折ある毎にお伝えしておりますが、いくらiPad等を駆使してスタッフが一生懸命にお話ししてくれても、診療室内の限られた時間のお話では『?』な部分もお有りになりますでしょう。
同様の事をこのページでもお知らせして参りますので参考になさってみて下さいませ。
歯並び予防に有効なプレオルソは小児期におけるより良き歯並び獲得のためには欠かせないモノではあるのですが、それだけでは根本的な解決には繋がりません。
歯並びには食の問題、呼吸の問題、姿勢の問題等 実にさまざまなモノが関わって参ります。
『三つ子の魂百まで』は昔も今も変わる事はありません。小児期に正しいお口の成長をしっかりと促し、お子様の健やかな成長に繋げて参りましょう!
不明点がありましたらこちらから、もしくはLINEやお電話(☎ 31-1000)でご連絡いただければお答えが可能です。お子さんのより良き咬合育成のために頑張って参りましょう!
小児予防矯正についてのご説明
1.歯並びが悪くなる原因 |
2.お口に悪いクセがつく理由 |
3.お口の悪いクセについて |
4.お口の悪いクセによる悪影響 |
5.お口の悪いクセを治す意味 |
6.お口の悪いクセを治すには? |
7.小児予防矯正の全体像 |
8.予防矯正を行った未来 |
9.予防矯正の治療の流れ |
10.予防矯正に関わる費用 |
11.小児予防矯正に関わるQ&A(リンク先の『小児予防矯正』をクリック!) |
歯並びはアゴの大きさで決まる?
本来 顔貌として良しとされるのは赤線のようなエステティックライン(Eライン)でありましょう。これは上顎の適正なる発育によりもたらされると言われます。
お顔の真ん中辺り(中顔面)が適度に前方に発達するとメリハリの利いた素敵なお顔付きになると言われています。
下顎(下の歯)の並びは遺伝性以外の場合には上の歯と舌の位置によって決まるので、逆に下記の様な例は『上顎の発達不全』によりもたらされてしまいます。(泣)
鍵を握るのは『呼吸』
当たり前ですが、人間にとって呼吸は不可欠です。水分や食物の補給は4~5日絶たれたとしても生きては行けますが、呼吸だけは3分・・・いや2分だって我慢することは難しいでしょう。
呼吸さえ当たり前に出来れば歯並びは勝手に綺麗になって来るとさえ言われます。命の存続に関わる呼吸、それが上手く行けば良好な歯並びも、そして生涯に渡っての健康までもが得られると言われます。
下記の様にならぬように心掛けたいモノであります。お子さんが中学生になり身長発育が止まってしまった頃以降には難しいですが、5~11歳位までの成長途上であれば顎(特に上顎)を大きく立体的に拡大させていくことは可能と言われます。そうしておきさえすれば、仮に将来的に本格的な矯正をするにしても受け皿がしっかりしてれば小臼歯(4番目の歯)を4本も抜いたりせずとも綺麗に並べるのは容易になります。
1.歯並びが悪くなる原因
従来は歯並びが悪くなってしまう原因は遺伝的なモノであって それを回避することは難しいとされて来てました。
確かに骨格的な意味合いでは遺伝的傾向もあるのですが、歯の並びに関しては必ずしもそうではないようです。8割以上は乳幼児期の呼吸のあり方にあるのではないかと言った見解が昨今では多くなって参りました。
口元に締まりがない・・・と言うと表現は宜しくないですが、お子さんのより良き成長の為にもイラストのような『お口ポカン』だけは避けたいモノであります。
呼吸だけではありません・・・
同時に現代の食事は味の濃いモノが増え噛まなくとも味が分かるようになり、それに伴い恐ろしく咀嚼回数が減ることで『お口周辺』の筋肉が十分に発達しないのではないかということも言われるようになりました。
だからと言って硬いモノばかり食卓に並べてみてもお子さんは喜びませんでしょう。
簡単に咀嚼回数を多くさせるポイントは食材の大きさにあるようです。例えが変ですが、ミキサー食は噛まずに飲み込めちゃいますが、一口で食べられないような大きさの食材だったらまずは前歯で噛み切らないとならず、しかも飲み込めないはずです。
2.お口に悪いクセがつく理由
本来は舌は常に上顎にピタッとくっついてるものなんですが、鼻呼吸が上手に出来ないと必然的に舌は力なく低位に位置することになります。でないと口呼吸が出来なくなってしまうのでやむを得ないんでしょうね。
それにより舌が非力となり乳幼児でありながらイビキをかいたりするようです。本来は考えられない気道の閉塞です。(泣)
睡眠時無呼吸症候群が取り沙汰されて久しいですが、健やかな呼吸が出来ないと日中の集中力や記憶力も得られず・・・ってことになりませんでしょうか。
唇を普通に閉じられていますか?
口唇を閉じる力も弱くなってしまうようです。すべてのお子さんが・・・ってことではないのですが、昨今では『口笛が吹けない』、『ロウソクの火が消せない』、『ガムを丸められない』、『普通に水が飲み込めない』なんて事まで起きてしまってるようです。
昨今では保険でもこういったテストが出来る時代になって参りました。
3.お口の悪いクセについて
Ⅰ.口腔機能発達不全
Ⅱ.舌の位置
東洋医学には『舌診』という言葉がありますが、古来より舌の形を見れば診断がつくほどに舌は様々な事を物語ってたり致します。
本来の舌位置に関しては下記のYouTubeにまとめてあります。お子さんが無意識に身に付いていればナニも問題はないのですが、本来の基本的なポジションを御確認下さい。
Ⅲ.歯は5gの力で動きます
にわかには信じ難かろうかと思いますが、歯は簡単に動きます。考えてみればマウスピース矯正なんて薄いプラスチックを歯に嵌めるだけで動くんですから舌や頬の力が繰り返し加わればその力の方向(内側)に動いて歯同士が窮屈になって来てしまいますでしょう。
歯並びは偶然にそうなったんではなくて、力を加えた結果として必然的にそうなったとお考え下さい。
という事は狭める力を防いで広げる力を加えれば拡大も可能と言うことになります。
Ⅳ.顔付きまで変わる?
必ずしも『呼吸不全』だけが原因ではありませんで、顎の成長期にうつ伏せ寝が長く続けば頭の重みで顎の側方成長は阻害されますから細くて狭い顔付きになるのは間違いがありません。(人間は本来仰向けに寝るモノです!)
それ以外に呼吸も関わって来ることを示す歯科界では有名な写真があるのですが、イギリスの姉妹で二人とも綺麗な顔立ちではありますが上のお姉さんは口が開いていて下の妹さんは口を閉じていた・・・って写真です。
数年後のお二人のお顔付きがどうなったか・・・って比較が右側の写真なんですが、一般的にはどちらのお顔付きを『より綺麗』とお感じになりますでしょうか?
自分自身の顔付き(!?)は棚に上げますが、呼吸ひとつで未来が変わるとお伝えする理由がまさにこれです。生来 親から譲り受けたパーツは変わりませんが、遺伝のみならず幼児期・小児期の在り方によっては『間延びした顔付き』を防ぐことは可能と言えようかと思います。
4.お口の悪いクセによる悪影響
上で見て来たようなお口にとって悪いクセ、これらがもたらすモノは口呼吸であり低位舌と言われます。
では何故それらは宜しくないんでしょうか? 実は単に顔形の見た目が宜しくない、歯並びが悪くなる、だけではないのです。
呼吸・舌位置・嚥下(飲み込み)が下記の様な悪影響を与えることが知られてきました。
普段は私自身も全く意識はしておりませんが、口には口の役割、鼻には鼻の役割があります。口は生きて行くためのエネルギーを取り入れたりコミュニケーション(会話)には欠かせない役割を果たしますが、基本的にはWelcomeの器官。それに対して鼻はこよりなどで突っつけばすぐに不快感を感じたりクシャミをすることで解るように拒絶する器官・・・すなわち取捨選択してくれる機能が備わってると言えるんではないでしょうか?
それぞれの役割はキチンと果たされないと何らかの困ったことが生じては来ませんでしょうか?
人間を人間たらしめる身体の発達に何十万年・何百万年かかったのかは私にも『?』ですが、口や鼻には本来の基本的な役割があり、その役割がキチンと果たされてれば歯並びだってそんなに悪くなるようにはなっていないと思うのです。本来の役割が果たせなく、果たされなくなってくることの是非を考えずにはいられません。
写真は昭和28年の撮影だそうです。私が日頃 拝見している御高齢の方の幼少期の頃は皆こんな感じだったんでしょう。確かに御高齢の方に歯が並びきれなかった八重歯の方とか受け口(反対咬合)の方って少ないんです。この半世紀の間にナニが起こってしまったんだろうと考えさせられますし、同時にお子さんの不正咬合に多く接すると暗澹とした気持ちにもなりますし もしかするとナニか恐ろしいことが起こってるのではないかと言った危惧も抱きます。
勉強が出来るとか出来ないとか、かけっこが速いとか遅いも大事ですが、生涯に渡って必要とされる・・・それこそ死ぬ直前まで欠かさないのが呼吸でありましょう。
口呼吸ではなく本来の鼻呼吸を身に付けさせてあげることの意義って大きいのかもしれませんね。
写真はサモアの方々、過去(上)と現在(下)の比較です。近代化したことは果たして良かったんだろうか・・・そんなことを考えさせられます。
頭蓋骨の形まで変わる?
最後の行に姿勢が猫背になると書かれています。口呼吸や低位舌がもたらす姿勢への影響は下記の様であります。
頭部の形であったり、下顎の位置であり、中顔面の出っ張り不足であったり、咽頭部の狭窄から来る気道の確保が見られるようです。もっともこれにはスマホ等の使用に伴う首への負荷も深く関わってきます。重い頭は本来は重心の真上に位置するモノ、それを首がガクッと下がったままを維持しようとすれば何処かに歪みは生まれますでしょう。
昨今叫ばれて久しい『スマホ脳』回避も大事ですが、『スマホ姿勢』回避もまたそれ以前に重要なのかもしれません。
面長な顔を作っちゃう口呼吸
本来のお顔は前後的に発達するのが正解だそうです。それが垂直的に発達してるお子さんが多くなってるという警鐘が歯科界では鳴らされています。
口呼吸による影響
下記に挙げられるような悪影響が考えられます。
こちらのページででも、口呼吸をするとどうして良くないのかを口呼吸による悪影響としてまとめてみてます。
舌の位置による影響
舌の位置なんて考えたこともありませんよね。私自身も勉強するまではそうだったんですが、異常を来してるお子さんが実に多くなりました。と同時に歯並びが悪くなる子が激増してるのです。
下記に挙げられるような悪影響が考えられます。
嚥下による影響
子供の頃から『飲み込み方』なんて習ったことがないと思うんです。当院ではお子さんに水を飲んで貰って動画に記録したりしてるのですが、変な飲み込み方をするお子さんがいらっしゃいます。そのお子さんは飲み込むたびに歯に変な力を加えてることになっちゃいます。一回毎は大した力ではなくとも塵も積もればナンとやら・・・です。1年365日、しかも朝・昼・晩です。下記に挙げられるような悪影響が生じて来てしまうと考えられます。
5.お口の悪いクセを治す意味
ここでは取り組む事で得られるメリットを紹介して参りましょう。
Ⅰ.目標は下記の3点です!
Ⅱ.綺麗な歯並びを目差す!
悪いクセを治しただけで良好な歯並びを得られるのならそんなにラクな話はありませんよね。仮に中高生になった頃に軽度の歯並び不正があったとしても受け皿となる顎がしっかりしていればマウスピース矯正などの本格矯正(Ⅱ期矯正と呼ばれる)で容易に改善可能になります。
Ⅲ.後戻りをさせない原因解決
歯科医師として長年多くの方に接して来ましたが、小臼歯を4本も抜歯して矯正をなさったのに元に戻っちゃった方って・・・大勢いらっしゃるんです。
モチロン一度は治ったんでしょう。ただし、根本的な原因の解決が図られてなかったので悲しいことに元に戻っちゃったんです。(泣)
我々が推奨する『小児予防矯正』はその根本原因を取り除いていくことを目指します。
Ⅳ.全身の健康が得られる!
お子さんの健やかな成長を願わない親は居ませんよね。
中国に古来から伝わる自己鍛練法である『気功』は呼吸法と体操によって体内の気力や血液循環を良くし病気予防や健康維持を図るものでしたもんね。呼吸の大切さを物語っているように思えます。
これらは表からは見えませんが、我々が推奨する『小児予防矯正』の『予防』の最大のポイントかもしれません。
Ⅴ.素敵な顔立ちになります!
上記の『3 お口の悪いクセについて』の『Ⅳ.顔付きまで変わる?』にも挙げましたが、同じような遺伝資質を受け継いでるはずの兄弟姉妹でも大きく変化します。
写真はお姉さんと妹さんです。どちらも美しい女性に違いはないのですが、遺伝的要素や幼児期の食生活環境等が一緒だったことを思うと歯科医的に考えてお姉さんに口呼吸の習慣があったのではないかと気になったり致します。(汗)
6.お口の悪いクセを治すには?
おそらく『気を付けようね!』とお子さんを諭しても改善は難しいと思うのです。そこで推奨されるのがというマウスピース型矯正装置の活用です。
医院では実物をお目にかけますが、シリコン製の型枠のようなモノを口腔内に入れることでその形状に顎の形を誘導させちゃおうというのが目的になります。これは細かい歯のズレを改善させるモノではないのですが、低位舌の改善や口唇の圧力排除をする事で顎の成長発育を促してあげるとそれだけでもガタガタだった歯並び不正は改善方向に向かうことは間違いがありません。
加えて、アクティビティと称する舌の機能訓練を取り入れて訓練してもらう事を推奨しております。
そのアクティビティはプレオルソのチェックの折に課題としてその都度 当院のYouTubeサイトの小児予防矯正アクティビティ専用の動画にアクセス出来るようなカードをお渡ししておりますので、その都度QRコードを読み取っていただき親御さんとお子さんでチャレンジしていただけると宜しいように思います。
それでも改善が思うように行かない場合には、第2段階として床矯正装置という手段を検討して参ります。これはやはり顎の成長発育を促す装置になりますが、お子さんの発達状況を見ながら判断して参ります。
7.小児予防矯正の全体像
矯正・・・ワイヤー矯正にしてもマウスピース矯正にしても5~12歳の小児期における矯正はなかなか思うようにいきません。何故なら乳歯20本が生え替わって永久歯28本になる時期と重なれば1本1本の歯の移動は容易ではないからです。
そこでその時期には根本的な原因(不良習癖)の解決を図り、なるべく受け皿を拡大することを主たる目的にした予防矯正が求められようかと思います。
この取り組みは、我々歯科医院スタッフとお子さんを取り巻く御家族が協力して対応出来るととても宜しいように感じて居ます。
Ⅰ.1期治療と2期治療
Ⅱ.チャンスは小児期だけです
鉄は熱いうちに打て・・・と申します。成長してから受け皿である顎を大きくすることが出来ない以上、成長期に広げる(本来の健全なる発育を促す)ような対策を講じることが求められますでしょうか。
その大事な好機となる期間は5~12歳と言われています。それ以降は抜歯を含む本格的な矯正の可能性が高くなってしまうのです。仮にそうなったとしても受け皿(顎)さえキチンと発達していればマウスピース矯正で微少修正は容易かと考えられます。
8.予防矯正を行った未来
得られるメリットは下記の様であります。欠点があるとすれば、勝手に良くなることはなくお子さん御本人はモチロン、ご家族の協力が欠かせないってことになりますでしょうか。
プレオルソという装置を確認させてもらうとすぐに解るのですが、徹底してお使いいただくお子さんはシリコンの装置の傷みが激しいのですが、使用時間がそうでもないと綺麗なままだったりします。(汗)
その場合には効果が薄いのは当然でして、そこを如何に私達大人がサポートするかにかかってるようにも思います。
予防矯正治療のメリット
具体的に挙げていくと下記の様になりますでしょうか。
9.予防矯正の治療の流れ
私達が一番に大事だと考えて居るのは、現在のお子さんの状況を良く観察させていただき、もし早期の改善を図った方がより良き未来に役立つと考えられた場合には親御さん(ご家族)に詳しい情報提供をして行く事であります。
ほとんどの親御さんが『考えたこともなかった・・・』と仰いますので、ユニットサイドではモチロン、こうしたスマホでもご確認いただけるページを設けての情報提供に努めて参ります。
歯科医院の役割
親御さんに御理解いただき、協力してより良き歯並びやお顔付きに繋げられるように心掛けます。
御家庭で心掛けていただきたいこと
下記のことに御注意下さい。
10.予防矯正に関わる費用
歯並び不正の度合いによって金額が変わります。5~8歳ぐらいまででのプレオルソ治療スタートであればそれだけで改善できる可能性が高いのですが、お子さんの装置装着時間が短かったりどうしてもお願いするアクティビティへの協力が得られなかったりした場合には床矯正装置というモノ(9~12歳が対象)に移行する可能性があり追加の費用が掛かります。取り外し可能な装置による矯正の宿命のようにも感じます。
そもそもお子さんの年齢が9歳以上である場合には、口腔内の状況にもよりますが最初から床矯正装置でスタートすることも有り得ます。
加えて、こういった予防矯正(Ⅰ期治療)では、受け皿となる顎の成長発育を促すことは出来ても細部の細かい歯の移動まではクリア出来ませんので、永久歯列が完成する12~13歳以降(中学生)以降になった場合にはマウスピース矯正等のⅡ期治療の必要性があるように思います。
年を重ねるごとにどうしてもⅡ期治療に移行する可能性が上がりますので、出来るだけ早期にご相談いただけると宜しいようです。
モチロンこれらの諸費用は、医療費控除の対象になります。こちらの医療費控除に関してまとめたページでご確認いただけると宜しいかと思います。
最後に・・・
このページの最上部にタイトルとして『お子さまのより良き未来のために!』と書いてみました。
お読みいただけるとその意味が御理解願えようかと思います。私自身も3人の子の親ですが、お子さんの健やかな成長を願う気持ちは皆さんと一緒です。
成長してしまってからでは改善出来ないこと故に早期にお気付きいただくことが大切だろうと考えております。
是非親御さんとお子さんで楽しみながら取り組んでみて下さい!
執筆・監修歯科医
医療法人SDC 酒井歯科医院
院長 酒井直樹
1980年 福島県立磐城高等学校卒業
1988年 東北大学歯学部卒業
1993年 酒井歯科医院開院
2020年 医療法人SDC 設立