口腔内の状況を記録に残したり治療説明に欠かせないツールとして一眼レフカメラは欠かせません。
最初にこういった口腔内写真撮影に興味を抱き始めたのはデジカメなるモノが世に出て来た四半世紀も前でしたが、それ以降 コンパクトなCCDカメラ始め十数種類も試してきた結果、やはり画質等を鑑みてデータ保存も簡単な一眼レフに辿り着いた・・・って感じです。
患者さんの中には他院で『ナンでもない歯を抜かれた・・・』と仰る方がいらっしゃいます。
我々はナンでもない歯を抜いてしまったら傷害罪で訴えられてしまいますのでそんな事はなかろうかとは思うのですが、レントゲンと口腔内写真を御覧いただきながら説明することで双方共に納得の上での処置となりましょう。
その際に拡大も容易で精度高く記録にするには・・・・やはり一眼レフかと考えて居ます。
中には写真撮影を拒否なさる方もいらっしゃるのですが、その場合にはこちらも加療を躊躇したりも致します。
見えにくい口腔内だからこそデジタルツールの優位性を最大限に活かして患者さんと術者である我々の共通認識の上での治療に努めたいと考えて居りますので撮影の御理解をお願いしたいと存じます。