6日(土)はお休みに・・・
GWも前半が終了致しました。 今日・明日は診療致しますが、後半は本来なら診療日である6日(土)を休診日にして5連休としてみました。御理解願えますと幸いです。 日頃、医院運営に尽力してくれているスタッフに少しでもプラスになれば・・・いや、自分自身の為にもそうしてみた次第です。 その間に改めて鋭気を養ってもらって、次なるお盆休みまで頑張っていただくと致しましょう。
歯の喪失は命に関わる?
最近、知った慣用句に『歯を没す(しをぼっす)』があります。 使われているのを拝見したことがないので一般的にはあまり馴染みが無かろうかと思いますが、どうも論語に用いられていたようで意味合いとしては『命が尽きる。死ぬ。』事を意味するようです。 言われてみれば、年齢の『齢(よわい)』の字には『歯』が入って居りました。 『歯を失ってしまいますと命に関わる』ことを示唆していると考えるのが妥当かと思います。
80歳で20本が半数を超える
それでも最近では、歯科医師会が提唱していた『8020運動(80歳で20本の歯を残す)』が功を奏したんでありましょう、本来なら親知らず歯を除いて28本必要な歯のウチで、80歳でも20本以上の歯が残ってる方が随分と多くなって来たそうです。 提唱され始めた平成元年には実際に『80歳で20本』を達成なさっていた方は一割にも満たない状況だったそうですが、最新の平成28年歯科疾患実態調査では、約半数の方が達成なさっていたそうです。
備えあれば憂い無し
歯周病は体力の低下に反比例して悪化しやすいことなどを鑑みますと、出来ることなら後期高齢者域(75歳~)に入るまで少しでも多く歯が残っていることが理想となりますでしょうか。 日々のデンタルケア、くれぐれもお気を付け下さい。