ここ数ヶ月ほど、諸物価の高騰とか原材料不足が叫ばれて久しいですが、歯科業界もまた同様の悩みを抱えて居ります。
コロナ禍以降に端を発するグローブ・マスク・アルコールといった必需品の品不足は解消されはしましたが、今度はこの4月から保険でも従前から認められていた『被せ物(CAD/CAM冠)』に加えてハイブリッド・セラミックスと呼ばれる白い歯の『詰め物(CAD/CAMインレー)』が認められることになり、急激にその材料となる『セラミック・ブロック』の需要が増したせいなんでしょう、メーカーからの在庫不足の報が届くようになりました。これらは無ければ仕事になりませんので やむなく数ヶ月分の在庫を確保するに至った次第です。
そう言えば新車を買おうにも納期が軒並み半年以上掛かるようなこの時代です。
地産地消の時代と異なり、グローバルに関連し合う企業同士の連携が上手く行かないとなるとたちまち脆弱性が露呈する・・・って感じなんでしょうか。
厄介な時代になったもんだと思います。
そういった世知辛い世情に関わりなく、植物は時季が来れば見事に花を咲かせてくれます。
医院外周も一年で一番に華やぐ状況を迎えた5月連休の頃合い。
写真のシバザクラは綺麗で宜しいのですが、同時に雑草も目立つようになるこれからの季節・・・・管理不行き届きとならないように気を付けなければなりません。(汗)