マウスピース矯正・インビザライン
最近では『マウスピース矯正』なる矯正方法のニーズが随分と増えて参りました。
ティーンエイジャーならいざ知らず、社会人となってからは従来の針金を使った『ワイヤー矯正』はなかなか難しいところがありますでしょう。
当院でも目立たない透明のマウスピースを用いた『インビザライン』という画期的な矯正システムを駆使しし、多くの患者さんにお使いいただいております。
着脱時に指先を使う
この方法は口腔内の歯列を直接スキャナーで撮影して、少しずつ形状が違うマウスピースをフルデジタル下で作製し、1週間~10日前後で交換しながら少しずつ歯を移動させて歯並びを良くして行く手法なんですが、さすがのデジタルであっても装着時には御自身で『マウスピースを装着』し・・・食事等の際だけは御本人が一時的に『マウスピースを外す』ことをせねばならないシステムだったりは致します。
症例にも因りますが場合によっては上顎の歯と下顎の歯を一部分 動画の様にゴムで牽引するような力も生じさせたりするのですが、その際にネイルをなさってる方はちょっと難儀をしてしまうのです。
引っかけにくいのです・・・(汗)
小道具を用いての着脱操作
やむなくこれまた動画の様に小道具を使っての操作をお願いする事になるのですが、やはり繊細な動きは指先(爪先)には敵わない様でしてちょっとだけ厄介な点でもあります。
そういったマイナス面を差し引いても『マウスピース矯正』は優れた矯正法ではあるのですが、毎日・・・いや毎食事のことですし しかも長期間に渡るわけですから事前に御理解を得ておかないとなりません。