どなたでも内科や耳鼻科、皮膚科などのかかりつけの先生があると思います。
同じように歯科でもかかりつけ歯科医を持つことは、お口の健康と前進の健康を守るために大切なことです。
平成9年より厚生労働省などでも「かかりつけ歯科医」を保険制度として採用しました。それが更に充実して来て『かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所』制度が発足。当院も厳しい施設基準をクリアしていち早く認定を受けました。
(2020年現在、いわき市内での認定歯科医院は12~13軒しかありません)
高齢になるに従い、歯周病などで多くの歯が失われます。しかし、定期的に検診を受けながらきちんと予防管理を受けることで、歯を失わずにすむ場合もあるのです。
かかりつけ歯科医とは、患者さんの歯の健康を管理や指導を行う歯科医院(相談窓口?)のことです。かかりつけ歯科医院では、下記のことを心がけるように指導されています。
- 歯科医には治療の内容を正しく説明する義務がある(インフォームド・コンセント)
- 患者さんはその内容を納得し治療や予防を受けることになる
- 口腔外科等の自分の専門領域外のことであれば、必要に応じて専門医や病院を責任をもって紹介をする
- 歯科衛生士が在籍していなくてはならない
- 歯科医師の治療だけでなく、予防のプロである歯科衛生士による歯面研磨(PMTC)等の定期的メインテナンスを推奨
当然個人情報は守られます。ご本人とご家族皆さんの歯や口腔内のことについて安心してご相談ください。
執筆・監修歯科医
医療法人SDC 酒井歯科医院
院長 酒井直樹
1980年 福島県立磐城高等学校卒業
1988年 東北大学歯学部卒業
1993年 酒井歯科医院開院
2020年 医療法人SDC 設立