『審美性』や『強度』もそりゃぁ~大事ではあるのですが、歯の技工物(被せ物や詰め物)に関する最大のポイントは『適合精度』にあろうかと思います。
そうでなくとも管理(セルフケア)し難い口腔内です。治す際にはピッタリの精度が求められるのは御理解いただけますでしょう。
従来は、『苦しい型取り ➡ 石膏模型に置き換え ➡ 鋳造作業』という各工程に誤差を生じる技工操作が求められてきましたが、昨今は『撮影 ➡ 精度の高い削り出し』という非常に精度の高いフル・デジタル処理が可能になりました。
耳にされたこともあろうかと思いますが、『CAD/CAM冠』と言って保険適用のセラミック(白い被せ物)もこの機械で作れます。
この機械はドイツ製ですが、使い始めて7年・・・5,000本以上の歯を削りだしてますが一度もトラブルに見舞われたことがありません。
進化著しい歯科のデジタル機器、好きこそモノの上手なれで今後も存分に活躍してもらうといたしましょう。