御来院の方々が待合室でお待ちいただく際、モニター映像での情報提供よりも置かれている雑誌に目を通される皆さんの方が多いように感じて居ます。無理もありませんね、私自身も逆の立場でしたら歯の豆知識よりも雑誌に手が伸びそうに思います。
十数種の雑誌の陳列・・・難しいのは老若男女が集う場での雑誌のセレクトでして、特に高齢の皆さんが選ぶ雑誌となれば20代のスタッフはモチロンのこと私にも想像しにくいところがあります。
そんな中 定番なのかもしれませんが、NHK出版の『きょうの健康』・『きょうの料理』・『趣味の園芸』は毎月の雑誌交換時にそれなりに劣化してるところを見ると根強い人気があるように思えます。
その『きょうの健康・12月号』の特集は
【予防歯科最前線 ー 歯を残して命を守る】
大袈裟にも思えるようなタイトルですが、口腔の状況と全身疾患との因果関係が取り沙汰され始めて久しい昨今を鑑みると強ちそうとも言えないのかもしれません。
むし歯でも歯周病でも、そして歯並び不正でも悪化して喜んでる方にお目に掛かったことがありません。日々のチョイとしたケアと諸注意で回避(予防)出来るようだったら『未来の健康』を得ることに繋がるのかもしれませんね。
雑誌の内容はNHKのEテレでも放映させるのかもしれませんが、機会あればこういった雑誌も書店でお手に取られてみては如何でしょうか?