日本口育協会の会員として
『日本口育協会』に医院として参加するようになって間もなく1年ぐらいでしょうか。
この度、協会として『初めてのひよこクラブ』なる雑誌に口腔機能発達不全症の対策が出来る歯科医院として掲載されたとの案内が参りました。
口腔機能発達不全症に対する対策が急務
ここ数年、歯科の世界ではこの乳幼児期から小児期にかけての口腔機能発達不全の話題が持ち切りでして、その対応が急務だから・・・なんでしょう、保険でも点数化され『お口ポカン』対策として口唇閉鎖力を調べて数値化しつつ口腔機能発達不全への改善対策をしなさいという方向性がトレンドになりつつあります。
動物としての本質の育成
歯並び育成に止まらずに呼吸・嚥下といった動物としての本質が脅かされてるなんて事実・・・野生動物には歯並び不正も無ければアレルギーも考え難いでしょうし、老年期の摂食嚥下障害だって俄にはイメージすることが難しいように思いますが、我々の歯科の世界では『口腔機能低下症』なる病名まで取り沙汰されているというのが実態だったりも致します。
やはり鉄は熱いうち(乳幼児期)に打って対策を講じないとならないんでしょうね。
スタッフは口育士の有資格者
当院では、スタッフ全員でこういった分野の学習に励み、この協会が推奨する『口育士』の資格認定を受け皆さんへのアドバイス・サポートが出来るようにして居ります。
『勉強しよう!』は本来はスタッフにとって迷惑な話だったりもするかと内心案じたりもしたのですが、近未来の自分事との認識があったんでしょう、熱心に学習してくれました。
彼女達なら私以上に親身になって子育て真っ最中のお母さん方の良きアドバイザーになれようかと思います。
2022.11.16
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