それなりに大変な保険改正・・・・
毎月恒例のスタッフミーティング、今回のテーマは2022年度からの保険改正の周知徹底でありました。
国民皆保険制度の保険診療のシステムってのは優れたモノかとは思いますが、これがまた困ったことに難解な部分も多々あるのです。それをスタッフ全員が理解・把握せねばなりませんので・・・・結構 厄介だったりも致します。(汗)
根幹をなす部分は変わらずとも枝葉末節の部分は2年に一度の改正で大胆に変わります。
最近の傾向は一貫して『口腔機能管理型』歯科医院の推奨ってところでありましょうか。乳幼児の『口腔機能発達不全症』を理解し対策を立て、高齢域の方には『口腔機能低下症』予防のためのケアを求められております。
健康寿命の延伸が厚労省の狙い
厚労省の狙いとするところは健康寿命の延伸なんだと当院ではスタッフ一同理解しています。口腔機能維持が全身の健康に欠かせないことがエビデンスとして確立されてるという裏返しのようにも思えます。
ただ、残念な事に・・・
本日も30代の歯周病顕著な患者さんに『放置をすることで「寝たきり」になる確率が増したりする』なんてお話をしましたところ大変に驚かれました。歯科医療従事者で知らぬ者はおりませんので我々の啓発活動の足りなさを痛感も致しました。
『機能管理』が出来る歯科医院へ
一昔前は『むし歯予防』・『歯周病予防』ばかりが声高に叫ばれてましたが、昨今では一歩も二歩も進めて『予防管理』や『機能管理』が出来る歯科医院が求められる時代にもなりました。
転ばぬ先のナンとやら・・・であります。
摂食嚥下は呼吸と共に人間には絶対に欠かせないモノ・・・それが終生 円滑に出来るように健康な歯やスムーズな咀嚼機能を維持しておきたいモノであります。