院長の研鑽

CAD/CAMが未来の歯科医療を改革する時代へ

スイマセン、これは歯科医師向けの告知文で一般の方向けのアナウンスではありません。(汗)
私もこの『日本臨床歯科CADCAM学会』ってトコに所属しており その東北支部で関わっていることもあり掲載してみることに致しました。

パソコン好きが高じて2台の最新式スキャナーを所有してますが、ここ十数年の歯科医院の方向性として『デジタルで行くのか、アナログのままなのか?』で大きな違いが生じて来ていることを実感も致します。

アナログを大事にしつつデジタルへ

その大きな分かれ目は、技工物を技工士さんに依存しないCAD/CAMというシステムに乗せるか否か・・・に因るのです。
モチロン、私自身は『デジタル化最前線!』を医院の方向性のド真ん中に据えてますので完璧にその方向にシフトしたのですが、それでも異業種の目覚ましいDX化に比べれば相当に遅れてる感は否めません。

多くの方の口腔内に技工士さんが作った技工物(銀歯等)はあろうかと思うのです。かく言う私の口腔内にもあります。
それは何工程も重ねた手作業の産物だったのですが、今では保険診療でも大半がCAD/CAM化(スキャナーで型取り、機械でセラミック冠の削り出し)される時代になりました。
ケースにも因りますが、まだ麻酔が切れないうちに最終修復物のセットも可能な時代に変わっています。
デジタルに進まない理由が・・・・私には『?』であります。

【第7回学術大会 CAD/CAMが未来の歯科医療を改革する時代へ】

コンビニよりも多いと言われる歯科医院ですが、デジタル化を模索する歯科医はまだまだ1割にも満たないかと思います。更にその中の数%(200~300人?)の連中がこの学術大会を通じて『日本臨床歯科CADCAM学会』を盛り上げようと頑張ってくれているのが実情です。

私も『より良き未来の歯科医療』を模索しながら更に進化させて行こうと考えて居ります。

酒井直樹

酒井直樹

医療法人SDC 酒井歯科医院 理事長 / 院長

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