保険で出来る白い歯
保険導入されてから既に7~8年が経過してますので、お口の中に既に装着なさってる方も多くいらっしゃいますでしょう。
当初は小臼歯の被せ物に限定されてましたけど、そこから条件付きではありますが適用範囲は大臼歯に拡大され、今では前歯にも、そして部分的な詰め物にも認められるようになり最後方臼歯である7番目の歯以外は『白い歯』が可能(6番だけ条件付き)となりました。
その歯は『CAD/CAM冠(きゃどかむかん)』と称されます。
フルデジタルで作製可能
ハイブリッドセラミックと呼ばれる素材を、コンピューター支援設計 (CAD)の手助けを借りて、コンピューター支援製造 (CAM)するって手法で製造される人工の修復物のことをそのようにCAD/CAM冠と呼んでいます。
歯科医師や歯科技工士さんがコンピューターにサポートされながら自然な歯の形状や色合いに合わせて作られる時代になりました。しかも保険適用なんですから歯科の臨床現場も相当に変化したモノです。
最高級の素材ではありませんが、金属冠や金属詰め物に比べ自然な見た目を実現することが可能、審美的にも圧倒的に優れてまして皆さんに喜ばれております。しかも価格高騰の保険金属冠よりも安価だって言うんですから選択しないって言う手は無いようにも思えます。
歯科のこの分野は日進月歩状態
ほとんどの歯科医院(保健医療機関)で施術は可能になってますので是非ご相談なさってみて下さい。
当院は院内にそれ用の『セレック』というスキャン用機器がありますので院内で完結が出来ますが、無い歯科医院でも技工所に外注すれば対応は可能となりますので大丈夫なはずです。
歯科のこの分野は凄まじいほどの日進月歩状態です。
今はまだ『歯科医院に機械1台』ですが、近い将来はそのスキャナー機器は『ユニットに1台』の時代もやって参りましょう。
『過去の臨床がつまらなかった』ワケではないのですが、3年後・5年後がとても楽しみになって参りました。
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