数年前から一億総活躍社会実現に向けて始まったのが『働き方改革』、我々歯科医院も例外ではありませんので『3つの柱』の1つ目である『長時間労働の解消』に向けて診療時間短縮(時短)に取り組んだり致しました。
昼休みの1時間を挟んで9時から6時までの8時間勤務
完全週休二日ですから週あたりの労働時間の40時間を遵守すべく、労働生産性とやらを向上させて乗り切って来た感があります。(汗)
確かに長時間労働を回避することでスタッフのワークライフバランスが改善されることは喜ばしいことですし、早期に働きやすい環境整備に取り組んだことで離職率の低下や採用力もアップしたのは事実でありました。国の指針は強ち間違ってるとは思えませんです。
週休3日制導入の波が押し寄せてくる
そこに来ての昨日の朝刊一面の記事・・・『大企業における週休3日制導入』に関しての報道。
働き方の多様化推進なんでしょうけれど、『8時間×5日間=40時間』とするか『10時間×4日間=40時間』とするのか、はてまた8時間のままで給与の2割減とするのか・・・・我々 中小零細企業にもその選択の流れがいずれは押し寄せて参りましょう。
スタッフの待遇を良くしていく事に関してはやぶさかではないのですが、良き人材の確保の為にもしっかりと検討せねばならない喫緊の課題のように感じています。
より良き歯科医療サービス提供の為に
いわゆるZ世代の方々が労働人口に多くなってくる時代・・・初めて手にした携帯電話がガラケーではなくスマホの方々です。
そんな彼女達に勤務先として当院を選択して貰うには・・・より良き歯科医療サービス提供の為には良き人材は欠かすことが出来ませんので大事なポイントにもなりましょう。
最良の策を講じたい
医療機関だからとか歯科医院は特別・・・なんて理由で有給休暇さえまともに取得させない歯科医院もまだまだあるやに伺いますが、そんなこと言ってたらそもそも労働基準法違反ですし・・・淘汰されちゃいます。(泣)
労使でしっかりと話し合って最良の策を講じていきたいと考える昨今であります。